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2020年9月27日 (日)

住民の 住民による 住民のための地域猫活動

皆さんよくご承知のとおり、ノラ猫問題は地域の住民トラブルという側面が非常に大きいです。

「外で暮らして可哀想に。せめてご飯をあげましょう」

「フン尿被害、ほんとうに勘弁してほしい」

トラブルの大半が、この両者の考え方の違いによるものです。

 

これをどうにかしないと、たとえ手術が終わっていても、ノラ猫は住民トラブルの種であり続けます。

これでは、ノラ猫は地域で安住できないままですし、住民にとっても不幸が続くことになります。

地域猫活動は、このゴタゴタを、誰のプライドも傷つけないように配慮しながら、軟着陸させます。

地域猫活動が住民相手の活動だと言われる所以です。

以上、今さらの話ですよね。

 

先日、あるボランティアさんから、注目すべきキャンペーンについて知らせていただきました。

主催はボランティアさんで、行政が支援しています。

私が特に注目したのは、チラシに書かれた以下のフレーズ。

「住民の 住民による 住民のための地域猫活動」

上手い表現ですよね~。

地域猫活動とは、地域住民が主役となって行うノラ猫対策のことを指すのですから、書かれている文言は、当たり前と言えば当たり前です。

ですが、この「当たり前」が意外と出来ていなかったりします。

「当たり前」のことを愚直に続けることが、実は一番賢いのではないか、と私は考えています。

Seyachirashi

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