地域の皆さんのおかげ
先日、地域猫活動を卒論のテーマとしたという学生さんからご依頼があり、お会いしてお話しをさせていただきました。
ちょっと話し始めたら止まらなくなり、約2時間、ほぼ一方的に私が喋っていました。
彼女、困っただろうな・・・、申し訳ないm(__)m
お話ししているうちに、地域の皆さんと一緒に悩んだり、笑ったり、怒ったり、喜んだりしていた日々がまざまざと蘇り、思いが溢れてしまったのでした。
思うに、私は今、こんなことをしていますが、誰のおかげかと言えば、地域の人たちのおかげとしか言いようがありません。
地域の一人ひとりの様々な思い。
それよりも貴いものはありません。
カンカンに怒って苦情を寄せてきた人も、猫が可哀想だと泣いていたエサやりさんも、みんな私にとっては大切な人たちです。
すべての人と分かり合うことなどできないけれど、それでも、くまなく私にとって大切な人たちです。
主役は地域住民。そこに住んでいる人たち。
この思いが変わることはありません。
だから、今の自分があるのは、有名無名に関わらず、地域の人たちのおかげです。
地域の皆さんに育ててもらったのです。
こんな思いが心の芯にあるから、きっと、私は足が洗えないのでしょう。
そして、そんなことを改めて思い出させてくれた学生さんとの機会にも感謝です。
私のような者に、なんだか申し訳ないような気持ちです。