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2019年5月

2019年5月18日 (土)

良心に刺さる

 

地域猫活動では、ご近所の人たちとコミュニケーションを取りながら、地域のノラ猫問題の解決を図ります。

このため、よく、

「そんなの、私、無理です。」

「私、人見知りなので、地域猫活動は出来ません」

と言われます。

 

信じてもらえないかもしれませんが、私も極度の人見知りです。

講師をやるなんて、10年前の自分では考えられないことでした。

 

自宅周りでノラさんが増えてしまったとき、猛烈に逃げ出したかったのですが、追い詰められまして、対策すると覚悟を決めまして、全くお付き合いのないご近所を一軒ずつ回りました。

最初の数軒では、足はガクガク、喉はカラカラ、言葉と態度はオドオド。

でも、初めて話すご近所さんの多くが、温かく応対してくれました。

思うに、こちらの必死の思いが伝わったのではないかと思います。

色んな方々が応援してくださいました。

私、地域の皆さんに育ててもらった気分です。

 

たくさんのボラさんを見てきました。

「人は、トークが上手な人を信用するのではなく、真面目で一所懸命な人を信用し応援するのだ」ということを知りました。

「ノラ猫トラブルをなんとかしたい。猫好きさんも猫嫌いさんも、みんなが平和に暮らせる地域にしたい。」

という誠実な思いは、ちゃんと通じるのです。

 

地域猫活動を通じて、

「世の中、捨てたもんじゃないな。」

という「他人の温かさ」を学ばせてもらいました。

地域の為に頑張る人を、地域の人はちゃんと見ていてくれます。

 

どうやら、地域猫活動は、人の良心に刺さるようなのです。

面白いですね。

 

2019年5月12日 (日)

「諦めない」けれども「執着しない」

あるボランティアさんから、「対応困難事案が大きく前進」との連絡をいただきました。

 

去勢不妊手術を完全拒否されるエサやりの方。自称飼い主さん。

これまで、色々な方が、色々なアプローチを試みてきましたが、どうにもならず。

詳しくは書けませんが、状況に変化があり、手術できることになりました。

ひとえに、何年もの間、諦めずに現場に関わり続けたボランティアさんの忍耐の賜物だと思いました。

 

どうにもならない厳しい現場は、たしかに存在します。

そのような現場では、無理に対策を進めようとすると、当事者さんが気分を害してしまい、かえってこじれてしまいます。

そのような現場にこだわりすぎると、他地域の「救える猫さんたち」も後回しになってしまいます。

かといって、見て見ぬ振りもできず・・・。

皆さん、お悩みのことと思います。

 

このボランティアさんは、この現場について、

「諦めない」

けれども

「執着しない」

と決めていたそうです。

 

諦めたら、終わりです。

執着したら、疲弊します。

 

諦めず、横目で注意を払いながら、先に出来る他の現場を片づけつつ、チャンスが来るのを虎視眈々と待つ。

そして、チャンスが来たら、逃さずに一気に片をつける。

 

さすがです。

じっと待ち続けたボランティアさんに頭が下がります。

厳しい現場を抱えている皆さんの参考になればと思い、ご紹介しました。

 

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