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2019年2月

2019年2月26日 (火)

自由でありたい

すみません、今日は猫とは関係ないつぶやきです。


私はいつでも自由でありたいと思っています。

で、私の自由さを妨げているのは何かというと、それは間違いなく私自身です。

他人の意見の影響から自由であることも重要ですが、私自身の考えやこだわりから自由であることが、最も重要です。

ところがこれがとても難しい。

「私は正しい」「私は頑張っている」「私は負けられない」「私は・・・」

こだわり、思い、プライド、勝ちたい気持ち、許せない気持ち。

苦手な相手の意見でさえも、ホイッ、と自分の考えを捨てて「いいね」と言えるような、そんな軽やかさがほしいですね。

「私」から解放されれば、すべてをフラットに見る視野を手にすることができると思います。

そのとき、誰からも、何ものからも自由な、自立した単独者として、世界に立つことができるのでしょう。

そのときから、本当のコミュニケーションが始まるのでしょう。

日々勉強です(^^;

ひとりの奉仕者としての理想

いわゆる「地域猫活動」と呼ばれる飼い主のいない猫対策については、意外なほど、具体的手法を整理した手順書のようなものがありませんでした。

それには当然に理由があって、地域猫活動は地域住民を相手にする活動ですから、現場によって、相手によって、進め方は異なり、一概に記すのは難しいのです。

けれども、本来ならば、誰でもすぐに対策を始められるようにするのが理想です。

様々な応用パターンはありますが、基本的なことはいつでも共通なのですから、最低限の内容をマニュアル化したいと思いました。

最低限のマニュアルがあれば、ド初心者でも、なんとか頑張れます。

実は、そんな理由から、かつて担当者だった頃、練馬区のボラさん向けの実践的な「手引書」を作ったのです。

なにしろ、練馬区のボラさんは、自宅周りの対策をしているだけの一般市民が大半なのです。みんなド初心者からのスタートなのです。これは今でも変わりません。

練馬区の考え方は、「地域の問題は、地域で解決」。だから、「手引書」が必要だったのです。

あの「ねりまねこ」さんも、ご自宅周辺の対策のみでスタートしたド初心者でした。今でも、自宅のある町会と、周辺町会だけの活動です。


その後、ありがたいことに、色々な自治体等に講師として呼んでいただく機会が増えました。

私は、事前に行く先の事情を確認し、その地域にできるだけ合う話をして、少しでもお役に立てるように、心がけています。

私の成功体験を語るだけでは何も意味がありませんから。

「さすが石森さん、すごいですね」と感心してもらっても、何も意味がありませんから。


そうやって一所懸命に話をさせていただくのですが、以前にも書いたように、どの会場に行っても、多くて100名、少ないと20名くらいの方にしか、話ができません。

ですが、私は、もっともっと広めたいのです。

この活動の楽しさを。地域が対立から融和へとシフトする喜びを。


ですから、かつて作った「手引書」をさらに発展させて、少しでも分かりやすい資料を作って公表し、皆さんに使っていただきたいと考えました。

ホームページの資料は、まだまだ私は不満でして、少しずつ進化させていく所存です。


私と会ったこともない人が、私の資料を元に活動し、成功し、その体験を自分の手柄として周りに自慢して、そしてまた広まっていく・・・。

私の名前は広まらなくても、猫トラブルの解決手法が広まっていく・・・。

ひとりの奉仕者として、そんなのが理想だと思っています。

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